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コンサートのススメ:テッセラの秋・第5回音楽祭②

2009年10月28日 20:30

昨日ご紹介した<新しい耳>テッセラの秋・第5回音楽祭について、平井洋さんがご自身のブログでで紹介されている。

 平井洋の音楽旅:テッセラの秋

平井洋さんは冷静に今のクラシック音楽シーンを観ておられ、様々な流れの中から気になったことをピックアップされている。文章も軽妙で明晰。いつも勉強させて頂いている。

最近は、小さいホールや小規模のコンサートの可能性について言及されている。それと高橋悠治さんの流れで、今回はテッセラの秋音楽祭に辿りついた、という感じだろうか。

以下引用。

プログラムをざっと拝見してもグスタヴィーノ、ベルナール・ファン・ディーレン、チャポー・ジュラなど、なかなか聴けない名前が並んでいる。

70席だと、こういう曲目のプログラムでも会場をうめることができる可能性がある。

第5回と言うことは経済的にもまあまあ成立しているのだろう。経済的に成立するかどうかと規模はあまり関係が無い。大でも小でも赤字にする人は赤字。売れないから赤字というのも半分は間違えで、そういう人は出金管理も甘いから、たまにチケットセールスが良くても赤字になる。


しかしもちろん現代音楽のコンサートの例にもれず、<新しい耳>音楽祭も、多分に音楽家の強い志で成り立っている(つまり、採算性は二の次ということだ)。70席しかないサロンで、収益をあげるのは難しい。赤字を出さないことはできるかもしれない。「伝えたい」という志のみで動く音楽家が集まっている。


余談だが、音楽家が手弁当で、少しでも「いま」を伝えられる音楽をしようとしているコンサートにも、著作権料がかかる。テッセラの70名定員で5,000円のコンサートをすると、著作権料は11,760円(消費税込)。これが想像以上に重くのしかかる。著作権使用料が所以で、プログラムをネットや印刷物に残さないという慣例もある。音楽家はギリギリのところでやっている。それを責めることはできない。JASRACに関して言いたいことはたくさんあるが、それは別の項で書いているから多くは触れない。

 JASRAC排除命令が供託金によって免除、JASRACに関するリンク。
 ON CLASSICAL、クリエイティブ・コモンズ、JASRAC、日本の著作権事情に思う。


一度、現代音楽のコンサートで、著作権料はチケット代とは別に聴衆が払うコンサートとか企画してみようかな。そうすると、いろいろなことを感じることができるかもしれない。

ちなみに社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)の使用料規定はこちら(PDF)


[image/air_ : 細越一平]

 コンサートのススメ:テッセラの秋・第5回音楽祭
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コンサートのススメ:テッセラの秋・第5回音楽祭

2009年10月27日 22:15

11月の1日から3日間、再びテッセラで<新しい耳>音楽祭が開かれるとのこと。
遅ればせながら、こちらでもご紹介させて頂きます。


毎瞬生まれては消えてゆく音。それを蘇生させるのは聴き手の耳。
音楽は聴き手の記憶にしのびこみ、新しい命となって生き続けるだろう。

 ?廻由美子・ピアニスト(新しい耳・ナビゲーター)

第1夜 11月1日(日) 4:00p.m.開演
● SAYAKA(Vn)/山本愛香(Pf)?Esperanza?
 ファリャ:7つのスペイン民謡
 グスタヴィーノ:鳩のあやまち
 ビアソラ:オブリヴィオン
 ヒナステラ:トリステ
 グラナドス:昔風のスペインの歌曲集
 ファリャ:恋は魔術師


第2夜 11月2日(月) 7:00p.m.開演
● 三橋千鶴(Vo)/廻由美子(Pf)?声 la voix humaine?
 武満徹:「SONGS」より
  恋のかくれんぼ
  ○と△の歌
  死んだ男の残したものは 他
 ジャン・コクトー:声 ?朗読と即興演奏


第3夜 11月3日(火・祝) 4:00p.m.開演
●高橋悠治の耳?砂漠の行進?
 バルトーク・ベーラ:10の易しいピアノ小品 BB51
 ベルナール・ファン・ディーレン:フリーダの小さなプラリネ
 高橋悠治:テーブルの上の惑星(改定版)
 チャボー・ジュラ:砂漠の行進

詳細はこちら (click!)
問い合わせ:アレグロミュージック 03-5216-7131

今回も前回に劣らず盛り沢山、とても意欲的なプログラムが組まれています。
高橋悠治さんも、現代の作曲家を自身で探され、満を持してのプログラムに挑まれるそうです。

秋の夜長、少し刺激的に、耳を愛でてあげるのも一興ですね。


[image/air_ : 細越一平]
 
以下のエントリから、テッセラの春関連のリンクにとべます。

 いよいよ今日からテッセラの春音楽祭。
 <新しい耳>テッセラの春音楽祭閉幕。

resident advisor、ポッドキャスト。

2009年05月20日 23:29

最近のお気に入りがこちら

resident advisor http://www.residentadvisor.net/ のPodcastsRA

最近聴き始めたのだけれど、かなりかっこいい。

ここ1週間は、通勤の(僕も一応仕事をしています)朝はビルスマが奏でるバッハの無伴奏チェロかジョン・ケージのサクソフォン作品集、帰りはこのRAがヘビーローテーション。そしてどちらも電車に乗って最初の6分間はBBCPodcastsを聞く。これは日課。

RA.152 Ellen Allien - 2009.04.27を聴いていたら、ミックスも終盤に差し掛かってきたころで、何度も何度も "Something for your mind" と繰り返されて、その度に少し思考が止まった。


[image/air_ : 細越一平]

関連した記事
ジョン・ケージを携えて、街に出よう。
ジョン・ケージ「サクソフォン作品集」

<新しい耳>テッセラの春音楽祭閉幕。

2009年05月19日 00:29

新しい耳>という名を冠した3晩の音楽祭が幕を閉じた。
第3夜は『幻覚』というテーマのもと、クラリネットの異世界への誘いのような微弱音から紐解かれたストラヴィンスキーメシアンの音世界は、『世の終わりのための四重奏曲』によって幕を閉じた。


flower4

個人的に、非常に<与えられるもの>の多い3日間だった。問題提起が様々な場所に潜んでいた。これからじっくりと、その<問いかけ>の答えを探していこうと思う。


何時も何処かで誰かが、種を蒔いているのだ。

今は風が足りないだけかもしれない。
受け入れる土が乾いているだけかもしれない。

風も土も、その時を、息をひそめて待っているはずだ。


[image/air_ : 細越一平]

関連した記事
 Morton Feldman: Patterns In A Chromatic Field: Arne Deforce(Vc)大宅裕(P)

 <新しい耳>テッセラの春音楽祭、あと1日。
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  <新しい耳> テッセラの春音楽祭続報?
  速報!「新しい耳」テッセラの春・第4回音楽祭
  <新しい耳> テッセラの春音楽祭続報? 第1夜 <原田敬子の耳?直感力?>
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<新しい耳>テッセラの春音楽祭、あと1日。

2009年05月16日 21:33

<新しい耳>テッセラの春音楽祭も、2日間が終わった。

火花が散るくらいにスリリングな初日、そして夢や優しさ、切なる本気を感じた2日目。
そして最終日。今日はどんなドラマが待っているのだろう。

flower3

諦めなければ夢は叶う。諦めるのはいつも自分。
夢しか実現しないという言葉があるが、今目の前にある物事は全て、誰かが夢見て叶えてきたものなのだから。

そろそろそれに日付を入れていかなければならない。
過ぎていく音楽とともにそう思った。


[image/air_ : 細越一平]

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いよいよ今日からテッセラの春音楽祭。

2009年05月15日 08:17

いよいよ今日から、<新しい耳テッセラの春音楽祭。
70席という限られた空間で、濃密な時間が繰り広げられる。

passway

手 でも 口 でも 指 でもなく 新しい耳
あくまでも作品を聴衆の<体験>に委ねようという気概。
そして、廽さんをはじめとして、<伝える>という想いに共感した。

どれだけよい作品があって、素晴らしい演奏家がいても、聴き手に熱い気持ちがなければつたわらない。
この3日間もまた、様々な問いかけを受け止める時間になるだろう。

連日満席とのこと。このような催しが必要とされている事のあらわれだろう。

立ち見でも聴きにきたほうがいいですよー!



墨田ぶらり下町音楽祭レポート ?押上文花町内会倉庫での衝撃の30分?

2009年05月13日 00:51

墨田ぶらり下町音楽祭レポート ?いざ押上→十軒橋商店街→スパイスカフェ?に続き。


パティオ・イカウイイさんのおおらかで圧巻のライブを聴き身も心もほっこりしながら次の会場へ向かいます。

商店街
途中佐藤と合流。これから行こうとする現代音楽を聴いてきた様子。
するとそこに、さっきの興奮冷めやらぬと思しき3人のご婦人が。「さっきの歌は良かったねえ」「お兄ちゃんも親孝行しなさいよ」「母の日だからねえアハハ」なんて会話。音楽のおかげで、人の距離が縮まる。そして笑顔。そのご婦人(ちょっと年配)とはそのあと3回くらいすれ違うことに。何しろ道は商店街の一本です。そのたびにはにかみながら挨拶。

倉庫
そして押上文花町内会倉庫へ。ここではヴィオラの佐藤佳子さんと、チューバの橋本晋哉さんという実力派がお出迎え。

会場はまさに普通の倉庫。地元でお祭りや催しをする際の資材が置いてある感じ。そう言えば実家でも小学校の頃は集会場とかがあって、そこにいろんなものがあった気がします。その埃のような匂いが何となく懐かしく、でもすこしアレルギーが出て涙も出ます笑

倉庫4
シャッターの外は普通に自転車に乗った子どもや、布団を担いだおっちゃんが歩いて行きます。そして中をちらちら除いていく光景。

倉庫5
夏休みになったら活躍する予感。「ラジオ体操」の看板。


ここで<墨田ぶらり下町音楽祭>の仕組みについて少々。
会場は4か所あり、14時、15時、16時、17時の各4回、30分のコンサートが行われる。それぞれにバロック、オペラ、現代、ジャズのコンセプトがあり、観客は自由に選ぶことができる。
料金は通し券が2000円、1公演のみは1000円。墨田区文花地域の70歳以上、小学生以下は無料。会場には、元気なおじいちゃんおばあちゃんがとても多くみられた。

出演者はそれぞれのブースごとに自由に演奏されていて、その伝え方にも工夫が凝らされていた。
ジャズのイカウイイさんは聴き手とのコミュニケーションをとりながら進めていたし、現代音楽ではヴィオラとチューバが交互に登場し、聴き手に曲をランダムで選択してもらい演奏した。バロックでは知ってるけれどもちょっと違うピリオド楽器をソロを交えて演奏し、オペラはモーツァルトと日本の作品をたっぷりと歌い上げる。それぞれ30分ほどなので、聴いていて飽きないし、興味を持って聴き続けることができる。
どの会場でも満席で立ち見が出るような状態だったが、うちわを配ったりと配慮もあったが、これ以上暑いときつかったかも。雨が降ってもきつかったかも。そう考えるととても天気に恵まれた。


倉庫後
シャッターが閉じ、いざ本番。しかし外は変わらず日常の光景。車も通れば犬も歩きます。純然たるクラシック至上主義にはどうなの?という状況? 音楽をコンサートホールから引きずり出して、「みんな」の前に置いてみたらどうなるの? ゲンダイオンガクって、ほんとにつまらなくて、われわれの生活とはかけはなれてしまったものなの? そんな問いかけが去来します。

コンサートは、じゃんけんで演奏の順番を決めるというゆる?いはじまりから一転、橋本さんの超絶チューバ炸裂!の作品(名前は失念してしまった)、重音と循環呼吸を駆使した終盤に、聴き手(といってもアカデミックとはほど遠い!)は感嘆の声。演奏が終わってからのおじいちゃんのびっくりした表情が印象的。倉庫のなかに響くチューバの音は想像を超えて雄弁で、特殊奏法も奇抜さを感じさせず、後半の重音は彼岸の歌にも聴こえる。

次の佐藤さんは、徳永崇さんの刺繍の入れ方から着想を得たと言うヴィオラソロ。徳永さんというと、一度何年も前にオペラシティでの初演を聴いた思い出が。作品はヴィオラを弾くという行為と想像を異化させた・・・というような堅苦しい脳みそを捨てて、純粋に音が生まれると言う追体験をしているよう。そとから聴こえる町の音も、僕の耳には心地よいコラージュのように聴こえた。
続いて佐藤さんが一曲、キーヨン・チョンさんの『寺の鐘はいまだ私の心に鳴り響いて・・・』。佐藤さんの幼少のころの思い出を聴き、チョンさんが書いてくれたというこの作品の、声とヴィオラが混じり合って行くさまは、音楽の<体験>と聴き手の<体験>が混じり合って行くさまにも感じた。佐藤さんの個人的な<体験>が、作曲家のフィルターを通して<追体験>され、それが演奏されることで聴き手のなかで再度<体験>される音楽。それはいささか感傷的でもあり、普遍的な抒情でもあり、郷愁でもある。それは、先日森美術館で観たティッセン・ボルネミッサ現代美術財団コレクションのなかの、スゥ・ドーホーによる『門』で感じた<体験>とも似ていた。

そして、この一風変わった30分は、今の日本の現状から切り離され(解き放たれ)、この町会倉庫のなかで音楽はとても自然で、とても自由に空間を満たし、存分にはみ出していた! 

最後、「時間が余った」といって演奏してくれたのは橋本さん、ポール・マッカートニーの『ブラックバード』。恐るべしセンスに脱帽。圧巻の30分の余韻は僕の頭をコツリと一発。。。


チャハン
興奮冷めやらぬまま来た道を戻る。途中でとても美味しそうな中華料理屋さん。「チャハン」500円!お腹すいた?。このころになると、スパイスカフェでカレーを食さなかったことを非常に心残りに。

調律
バロックの会場へ。チェンバロはチューニング中。その風情のある音に、熱くなった心と頭をクーリングダウンさせて待つことにする。


[image/air_ : 細越一平]


おすすめの音楽→
 Morton Feldman: Patterns In A Chromatic Field: Arne Deforce(Vc)大宅裕(P)
 →大宅裕さん出演の<テッセラの春音楽祭>は今週の金曜日(15日)です!

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  <新しい耳> テッセラの春音楽祭続報? 第3夜 山根孝司/野口美千光/宮坂拡志/廻由美子 幻覚?ストラヴィンスキーとメシアン?>




<新しい耳> テッセラの春音楽祭続報?

2009年03月23日 00:17

テッセラの春音楽祭の、通し券が届いた。



そういえば、演奏会の前売り券を求めるのなんて何年振りだろう?

いつも思い立ったが吉日派なもので・・・


tessera2



<新しい耳>という言葉の意味について、最近考えている。


主催者の方とメールのやり取りをさせていただいている中で、様々なつながりの紋様や希望のような想いを、<新しい耳>という言葉から感じている。

音楽に対して、そして今の音楽を取り巻く現状は勿論芳しくはない。

しかしそのなかでも、志を持って行動に移している人たちがたくさんいる。


富士フィルムのCM、「少しずつでも、世界は変えられる」というキャッチコピーが、僕は好きだ。


5月の3日間、優れて現代の<何処か>、私たちの<何処か>を抉り、貪り、震わせ、響かせる作品の数々を、強力な演奏者に届けてもらう喜び、その機会・その音を、全身で浴びてみたいと思っている。




<新しい耳> テッセラの春音楽祭のチケット・お問い合わせは、アレグロミュージックまで。

また、主催者様のご厚意で、僕に直接連絡いただいてもチケットなど手配できます。
ぜひご連絡ください。
各回70席しかありませんので、お早めに!




[image/air_ : 細越一平]


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