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事業仕分けに思う。

2009年12月16日 00:46

民主党の事業仕分けに関して、特に芸術文化に関しての行政補助が打ち切られるということに対して、チェーンメールのようなものが出回っている。
もちろん僕のところにも何通かそのような話が来たが、個人的には、今更と言う感覚と、ここに来て子供じみたアクションを起こしてなんになると言う感覚を持ちつつ、まず下記のような返答をした。


日本は基本的に官民半々というような資本体系で運営がされてきたと一般には、そして統計的にはそう言われているけれども、官の援助がどのように行われてきたかの考察がないままに、まず公的助成ありきの話になっていることが疑問です。

これまでも、本来であれば助成を受けるに値するような公演が、演奏者もしくは作品の実績がないとか(初演作品であるにも関わらず)、団体定数に満たないという訳のわからない理由で見送られ、結局は既存の既得権益に配分されるだけの公的資金ならば、なくなってもよいのではないかとおもっています。

もちろん民主党の、まず削減ありきの流れも甚だ疑問ですが、それと同様に旧来型の、依存的文化行政に頼らざるを得ない体質にも問題が有ります。以前某オーケストラの合併の時にそれなりに問題提起されていましたが、雇用の問題と音楽や芸術の問題は並列で考えるものではないし、例えばアメリカのように民間の資金でほとんど運営させているモデルケースも存在している訳です。もしも本当にお金を考えず文化を育もうと考えているのなら、京都のように100%公的資金によりオーケストラを運営するという政権を自分たちで選択すればよいという考え方もあるのです。

どちらかと言えば僕は、旧来型の既存体質のままきてしまっている日本の音楽業界こそが、根本的な阻害要因であると思っています。それが今回の事業仕分けで解体されるのなら、それは望むところかもしれない訳です。

それはつまり、草の根の、真に価値のある音楽文化を育成するきっかけになるかもしれないからです。


少々過激かもしれない。

しかし、例えばこれまで、学校の音楽教室などで聴いたオーケストラの演奏に、どれだけの生徒が感動しているだろうか。
そもそも、それがあった事自体覚えていますか?
少なくとも公的資金が9割を占めるヨーロッパでは、こういったアクションは一切行われていない。

では、財団法人地域創造の行っているアウトリーチがどれほど行き渡っているかといったら、まずその法人名を知っている人の方が少ないだろう。つまり、この天下り団体の行っている活動も、公共性という意味ではほとんど意味を為していないのだ。

もちろん僕は民主党の主導する事業仕分けを肯定するわけではない。むしろ、そのビジョンなき方向転換については非常に危機感を持っている。
しかし、それ以上にビジョンを持っていなかったのは、公的助成に頼るべくして既得権益を取っていた側にもあるのではないかと思っている。

それで廃れる音楽や文化、芸術なら廃れればよろしい。
そんな貧弱で、逆説的に金銭と等価な芸術なら、なくなってしまっても構わない。

おそらくはその後に、心に求められるべくして芸術はうまれくるだろう。
そういった意味では僕は徹底的にオポチュニストでもある。


[image/air_ : 細越一平]

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Kindleとレンタル楽譜。

2009年12月15日 13:02

久しぶりのエントリ。

Kindle for iPhoneがリリースされた。
もちろんアプリ自体は無料である。
(実際の利用にはアマゾンのアメリカ用のアカウントが必要)

もちろん無料には理由があり、その先に広がる電子書籍のマーケット(もしかしたらAppleのタブレットのマーケットも)を視野に入れてのアクションであることは明白だ。

ネットを介してのサービスは、ますます限界費用を無料に近づけている。


次の演奏会に向けて、バルトークの楽譜を探している。
編曲版がレンタルということで閲覧サービスを利用すると、なんと2マシンの閲覧(1週間)に対して1千円かかるとのこと。

ありえないほどの前時代的なサービスに閉口するとともに、
音楽業界(特にクラシック)の閉塞感をもたらしているのは、あくまでもこの業界にかかわっている既存サービスや既得権益であると再確認した。

これは他のクラシック音楽業界のあまねき部分に潜んでいる弊害である。

[image/air_ : 細越一平]


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