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As time goes by.

2010年03月12日 01:55

流れゆく時間を(未来にも過去にも)追いかけ、
ねじ伏せてでも掴まえるのが音楽と思っていたけれど(しがみつく、と言うのが適当かもしれない)、

流れのままの時間の後ろ姿や残照を、ありのままに辿っていく。
そんな音楽もあっていいのだと、ふと想った。


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「次の世代を代表するクァルテット」、ベルチャ弦楽四重奏団(Belcea Quartet)を聴く(@紀尾井ホール)。

2010年03月11日 02:44

ベルチャ弦楽四重奏団(Belcea Quartet)の演奏を聴いてきた(紀尾井ホール、3月10日)。
紀尾井ホールのウェブサイトに見られる気合の入ったコピーはこうだ。

?アマデウス弦楽四重奏団、アルバン・ベルク四重奏団、その「王位」を継承するカルテット?

おぉっ、なんともイカツイ。
ちなみにプロフィールはこちら
 http://www.pacific-concert.co.jp/CL02_2/detail.php?no=097
 (株式会社パシフィック・コンサート・マネジメントのアーティストページ)
「次の世代を代表するクァルテット」とも言われているようだ。


シューベルト:弦楽四重奏曲第12番ハ短調「四重奏断章」
バルトーク:弦楽四重奏曲第1番
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第7番ヘ長調「ラズモフスキー第1番」


まずは音の全てをコントロールするテクニックに驚嘆。
しかし技巧に走るのではなく、全てはフレーズを、個々の音とその連関をを掘り下げるため、語弊を恐れずに言えば徹底したニュアンスを追求するために捧げられていた。

聴き手の聴覚を研ぎ澄ますかのようなピアノ、使い分けられる多彩な音色、統制のとれたアグレッシヴさ、強奏は物理的には決して大きくはないが質的にとても雄弁なフォルテを奏でる。結果的にダイナミクスレンジは広い。

加えてアンサンブルの精度が極めて高い!
まるで往年の優れたジャズ奏者のインタープレイを観ているようなスリリングな音楽にも感じられる。


個人的には、思い入れのあるシューベルトで一気に引き込まれ、バルトークの第1番では彼らの持つ内省的な傾向とも相まって非常に完成度の高い、濃密な音楽に圧倒された。「ラズモフスキー第1番」では、曲の違った一面を垣間見れたようにも思う。第3楽章のピチカートなどは、このクァルテットでないと出せないと言うくらいに繊細な表現だった。あとはこのクァルテットに付け加える要素があるなら(望むかどうかは別として)「凄み」のような部分くらいかと思う。

それにしてもバルトークの弦楽四重奏曲はまさに20世紀の古典でもあり、しかし時代がどれだけ経ても決して紐解かれない神秘性を保ち続けるのだろう。「抽象度が圧倒的に高い」とはなるほどの弁。

EMIから既発のようだが、バルトークの作品はこのクァルテットの魅力を存分に引き出していると思う。ドゥビュッシー(既発)やシベリウスの弦楽四重奏曲なども聴いてみたい。シベリウスなら作品4とか。瑞々しい青春の音楽に何処か土の匂いと陰影などを混ぜた演奏を聴かせてくれるに違いない。と夢想。



今日(11日)も紀尾井ホールにてコンサートが開かれる。
プログラムは、
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第6番変ロ長調
バルトーク:弦楽四重奏曲第3番
シューベルト:弦楽四重奏曲第14番ニ短調「死と乙女」

うわ?鉄板だと思います。残席はあると思うので興味のある方は絶対に行ってみるべし。
お問い合わせは→
パシフィック・コンサート・マネジメント 03-3552-3831
紀尾井ホールチケットセンター 03-3237-0061

詳細は→http://www.pacific-concert.co.jp/CL02/detail.php?no=700






"Belcea Quartet - Bartok String Quartets " - EMI Classics


[image/air_ : 細越一平]

高橋悠治の音楽@トーキョーワンダーサイト
純粋な音楽。クルターク夫妻と菊地裕美さんのリサイタル(ARTE Live Web)から。
優れた音楽は優れた音楽家の優れた演奏によってこそ優れた音楽たりえる、湯浅譲二バースデーコンサート@東京オペラシティ。

"Last FM you ever need?", Last.fmをはじめてみた。おすすめ。

2010年03月05日 03:31

最近音楽について書いていなかった。
意図的に避けている部分もある。
今僕たちは音楽についてのあるサービスを考えている。その過程で、僕自身音楽に対してある程度客観的なスタンスを持つ必要があると強く感じている。全てはそこからはじめなくてはならない。


前置きは良いとして、最近(今更)お気に入りのSNSが Last.fm 。(日本語版は http://www.lastfm.jp/

Last.fmは、ユーザーの音楽的指向を反映するSNSであり、それを通じてユーザー同士の音楽的なつながりをつくり出す。由来はLast FM you ever need(あなたが必要とする最後のFM局)。

 (Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/Last.fmより引用)

情報サイトとして http://www.wikihouse.com/lastfm/ もあるので参照されたい。


もしあなたが音楽が好きで、今よりも少し聴いている音楽の幅を拡げてみたいとして、しかも好きなジャンルが(音楽のジャンル分けは好きではないが便宜的に)一般よりもちょっとマイナーで、しかしそれはワールドワイドな類だとしたら、迷わずLast.fmにログインすべきだ。ログインしたらあとは勝手に色々とやってくれる。あなたのiTunesのリストからライブラリが作られ、各アーティストに対してレコメンドが提示される。あなたと趣味嗜好が似ているユーザーが表示され、友達になることもできる。
そして月$3支払えば、制限も広告もなく、自分用に自動的にカスタマイズされたストリーミングラジオが聴ける。これは一度でいいから必ず試してみるべきだ。"Last FM you ever need"は伊達じゃないことが実感できるはずだ。とはいっても無料でも十分楽しめるのだが。



すべてはここから始まった…

時は1999年、Felix Miller と Martin Stiksel はオンラインレコード会社を運営。その使命はインディーズの音楽を聴きたいと願う人に届けることでした。 数年後、大学生の Richard Jones は 自分と友だちがコンピュータでどんな音楽を聴いているかを追跡するプロジェクトAudioscrobblerをスタートしました。そしてこの情熱とアイデアを一つにしたのが Last.fm なのです。幸いにも、今では Felix の音楽テイストを世界に一方的に提供する、というよりユーザーが自分で音楽を選んで楽しむのが目的です(そうじゃなかったら今頃みんなエルビスや日本のサーフガレージ・ミュージックなんかを聴いていたかも)。Last.fm が目指していたもの、それは音楽カルチャーをもっと民主的にすること ? つまり好きな音楽を好きなときに好きなように誰もが楽しめる。しかも誰かが決めるのではなく、自分の聴きたい音楽は自分で決める ? そんな世界なのです。

そして今、Last.fm は…

現在 Last.fm のオフィスは、イーストロンドンの Shoreditch にあります。思い起こせば会社設立当初、サイト開発者はオフィスの屋上にテントを張りそこで生活していました。それが今や Baches Street のワンフロアに陣取り、ロンドンやニューヨークで1週間おきに新しいスタッフをチームに迎え、12ヶ国語対応のグローバル音楽サービスに成長。そして2007年 Last.fm は CBS の一員となり、さらにスタッフ6000人の支援を受けることになりました。なんて遠くに来たんだろう、とプロジェクト立ち上げ当初の無我夢中だったあの頃を時々懐かしく思うこともあります。でもそんな時、自分自身に活を入れるのです:「起きろ!ぼぉっとするな!聴きたいように聴きたい音楽を手にできない人がまだまだ世界中にいるじゃないか。さあ、仕事、仕事!」と。

About Last.fmより引用


先のエントリでwebと公共性について触れた。今でこそLast.fmは非常な成果を上げているが、それもこのSNSの持つ社会性と商業性とのバランスが素晴らしく、また法的問題も解決しながら(CBS傘下になったのだから当然)という部分が、クリーンに拡大していった所以であろう。
商業ベースに乗っていない音楽も、レコメンドに載せることは可能だ。そういった意味では、創業時の「インディーレーベルの音楽を届けたい」という気持ちはまだ生きている。


何はともあれ論より証拠、一度サイトに行ってみて下さい。

http://www.lastfm.jp/
ちなみに僕のページはこちらナリ。
http://www.lastfm.jp/user/chikaplogic


では、楽しんで。


[image/air_ : 細越一平]

今考えていること、<公共性>、音楽は誰のものでもない。
事業仕分けに思う。


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